四月に入り桜も満開になり、春本番を迎えるとアコウダイの好期を迎え、連日好釣果が出ています。

三重県鳥羽石鏡港から出ている、深海釣り専門船・利久丸(090-2571-0807)も、大王崎沖に出船してアコウダイを狙っているので、先日アコウダイ釣りを楽しんで来ました。

朝6時前に、石鏡港を出港し約40分の航程で大王崎沖に到着し。タックルや仕掛けの準備をしてから、船長の合図で船尾の人から仕掛けを投入して行きます。

最初のポイントの水深は520メートル程で、リールのカウンターが560メートルを示したところで500号のオモリが海底に着き、糸フケを取るために20メートルほどライインを巻いて、アコウダイのアタリに備えていると、5分もしないうちにオモリが海底に当たりました。

今度は5メートルほどラインを巻いて、オモリが海底に当たって根掛りしないように、オモリが海底に着くたびにラインを5メートルほど巻きます。

アコウダイからシグナルを待っているとリールのカウンターが505メートルを示したところで、竿先にモゾモゾした小さな反応が出たのでラインを少し巻いてみました。

今度ははっきりとした竿先を叩くアコウダイ独特のアクションが竿先に現われたので、竿先に出たアクションの大きさから仕掛けの上針にアクダイが食ったと判断しました。

針の感覚分だけラインを巻いて追い食いを待っていると、再び竿先に反応が現われ、どうやらアコウダイが追い食いをはじめたようで、ロッドにも追い食いを示す重量感があり、船長の合図を待って仕掛けを回収してくると、3キロ〜4キロのアコウダイが4連で釣れ、幸先良いスターを切りました。

一投目から、アコウダイの姿が見れたので、次の流しにも期待を持って仕掛けを投入すると、やはり、リールのカウンターが500メートル前後を示した付近から竿先に反応が現われはじめました。

船首の人から船尾の人まで順番にアコウダイがアタリ、船長の合図で巻上げて来ると、2キロから5キロのアコウダイ釣れました。

それぞれ2匹から5匹釣れ、水面にポカリポカリと浮かび海面に深紅の花が咲いたようになり、アクダイ釣りの醍醐味を楽しむことができました。

当日は潮の流れもゆっくりとしていて釣り易く、アコウダイの活性も高かったので、仕掛けを入れる度にアコウダイが釣れました。

私は納竿までに2キロから5キロのアコウダイを18匹釣ることが出来て、同船者の人も同級のアコウダイを釣り上げていました。

餌ひヒイカのほうに良く反応していたようで、釣れたアコウダイのほとんどがヒイカを付けた針に食って来ました。

アタリの出たタナも、リールのカウンターで500メートル前後のところが多かったので、アコウダイの群れも大きかったようです。

これからが、春のアコウダイシーズン本番なので潮の早さや流れがポイントになるが、深海釣りを堪能出来るだろう。


石鏡港 利久丸
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深海釣り1人18,000円。中深海釣り15,000円
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