大王崎沖のキンメダイ釣り

三重県大王崎沖は、大陸棚が複雑に入り組み、起伏の激しい海底は、水深1,000メートルを越えるところもあり、深海釣りの好ポイントを形成しています。
これからの季節は水温の上昇に伴って、ホンキンメの回遊が始まり、水深300メートル〜400メートルのポイントで釣れるようになります。
三重県鳥羽石鏡港から出港している、深海釣り専門船の利久丸もホンキンメを狙い始めたと聞き、5月18日に出かけてきました。
6時前に石鏡港を出港し、大王崎沖のポイントには航程約50分で到着。まずはタックルと仕掛けを準備します。
アミノ酸につけて着色した、イカの切り身を針にチョン掛けして、船べりに順序よく並べてから、船長の投人の合図で釣りの開始となります。

400号のオモリに引かれて仕掛けが海中へ入っていき、リールのカウンターが380メートルを示したところで着底。

ラインを10メートルほど巻上げて糸フケを取り、ホンキンメからのシグナルを待つ。

船は大陸棚のかけ上がり浅いほうに向かって流していくので、再びオモリが底着すると、5メートルほどラインを巻くようにしました。

こうして根掛かりしないように注意しながら釣っていると、リールのカウンターが340メートルを示したところで、コンコンと竿先にアタリがでました。

追い食いを期待して、少しだけラインを巻いて次のアタリを待っていると、再び竿先にアタリがでました。

やがて、船長の巻き上げの合図があったので、仕掛けを回収してくると、40センチ級のホンキンメが3美上がり、同船者にも同じサイズが上がりました。

好調な滑り出しで、次の流しでもリールのカウンターが340メートル前後を示した付近で、ホンキンメのアタリが竿先に現われます。

40センチ級のホンキンメ以外にも、60センチ級のクロムツが釣れたり、少し深いポイントを流した時にはアコウダイが顔を見せるなど、外道も高級魚ばかり。

当日、船長は数ヶ所のポイントを回ってくれが、どのポイントでもホンキンメの顔を見ることができ、納竿までに2ケ所のホンキンメを釣ることができました。
ホンキンメ狙いは、これからが本番。
回遊してくれる群れの大きさによっては、10本針の仕掛け全部にかかってくることもしばしばで、型、数ともに楽しめるでしょう。

利久丸では、レンタルタックルは無料なので、深海釣りが初めての人もクーラーひとつで深海釣りが楽します。

また船長も親切に教えてくれるので、未経験者も気軽に釣行できるのでオススメです。

石鏡港 利久丸
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