京都宮津のマダラ・宗八カレイ釣り 

例年7月から始まる、京都宮津のマダラ&宗八カレイ釣りが始まり、順調に釣果が出ている。
夏場にマダラ?と思われるでしょうが、冬場の日本海は荒れて出船日も限られるので、海況が安定する、この季節にマダラ狙いを始める。
夏場のマダラは、白子などは入ってないが栄養分が身の方へ集約しているので、冬場のマダラより身の方は甘みが有り美味しいと、夏場のマダラ釣りに通う釣り人も多い。
マダラ狙いで出船しているのは、宮津養老大島の『新幸丸』(☎0772-28-0848)で、私は7月11日にマダラ&宗八カレイを狙って出かけた。
朝5時に出船し、約50分ほどで最初のポイントに到着し、タックルと仕掛けの準備をする。

ロッドはパワーファイターⅡ・240Lに、コマンドAD-3をセットし、4本針の胴突き仕掛けに、サンマを3枚に卸して縦に2ツに切った細長い切り身をチョン掛けして差し、オモリは150号を使用し、船長の合図で投入する。
ポイントの水深は220m前後でオモリが海底に着いたら根掛かりしない程度にオモリを底から切ってアタリを待っていると、竿先にゴンゴンと叩く力強いアクションが出て、リールを巻いて来ると、途中でロッドを絞り込みながら海面にポカリと浮いたのは、80cm級のマダラで、他の同船者にもアタリが有り同級のマダラが上がる。
次の流しでも、50cm~80cm級のマダラが上がるが、当日は潮流が少し早かったので、一流しで一回の投入ペースで釣っていたが、マダラのアタリはコンスタントに有り、誰かのロッドが曲がる状態が続き、私は10回流した中で50cm~90cm級のマダラを7本上がり、最大は96cm・約10kgのマダラも上がり、マダラの強い引きを楽しんだ後は宗八カレイのポイントに移動となり、水深160m前後のポイントで宗八カレイを狙う。
ロッドとリールはマダラ釣りと同じで、仕掛けを8本~10本針の宗八カレイの仕掛けに、スルメイカを小さく切った物を差して、仕掛けを投入する。
オモリが海底に着いたと同時に、竿先にコンコンとアタリが出たので、追い食いをさせる為に少し待ってからラインを巻き始めると、ロッドに重量感が伝わり30cm~40cmの宗八カレイがダブルで上がったが、上手く追い食いさせた人は針に全部の宗八カレイが掛って上がって来るなど、宗八カレイも好調な食いを見せて楽しませてくれ、マダラ&宗八カレイを狙った日本海の釣りを堪能した。

田中 敏哉

宮津養老大島の『新幸丸』(☎0772-28-0848)
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