年末から時化続きで延期になっていた、中深海の鬼カサゴ(オコゼ)釣りに、2月9日出かけました。
船は、三重県鳥羽・石鏡港から出港する、利休丸(090-2571-0807)を利用するので、途中えさきち鳥羽本館に立ち寄り、カツオのハラモなどの魚の切り身を購入してから、利休丸まで走り朝7時前に石鏡港を出港しました。

   

 

レッドシャドー200

 

コマンドAD-3


 

糸:ミヤニューディープセンサー5号
仕掛け:4.5センチ半月天秤
針:ムツ17号
ハリス:6号
オモリ:150号

 

スルメイカの短冊・サバの切り身・カツオのハラモ

実釣レポート
ポイントの大王崎沖までは、石鏡港から約1時間の航程で到着し、3本針の仕掛けに、当日の食いの良い餌を見つける為に、スルメイカの短冊・サバの切り身・カツオのハラモをそれぞれの針に差し仕掛けを投入します。
最初のポイントは、水深が140メートルで仕掛けが海底に到着してから、天秤が50センチほど上にあるようにラインを調整して、こまめに底取りをしながらアタリを待っていると、竿先にモゾモゾとした反応があったので、ラインをゆっくりと少しずつ巻いて誘いをかけて見ると、竿先をガタガタと大きく叩く、本アタリになった所にアワセを入れると、鬼カサゴ独特の竿先を叩く抵抗を見せながら、30センチ級の鬼カサゴが釣れ、鬼カサゴは取り込む時に水面で針から外れる事が良くあるので、タモですくって無事船内に取り込みます。
私が鬼カサゴを取り込んでいると、船尾の友人にもアタリがあったようで、こちらは同級の鬼カサゴをダブルで取り込み好調なスタートを切り、最初のポイントでは計ったように、同級の鬼カサゴが釣れて来るが、船長は型に不満のようで大型を求めてポイント移動を繰り返し、130メートルのポイントに入った時に、アタリは少し少なくなったが、40センチ級の大型の鬼カサゴが釣れ始め、前アタリが出てから上手に誘いをかけると、大型の鬼カサゴが顔を見せ、餌は3種類使っていたがそん色なく食うので、それぞれの針に違う餌で鬼カサゴからのシグナルを楽しんでいたが、朝から吹いていた北よりの季節風が強くなり、予定より2時間ほど早上がりになったが、全員ガシラを交えて鬼カサゴを2桁の釣果があり、中深海の釣りを楽しむ事ができた。
どうもうに見える鬼カサゴだが、餌を食う時は以外と繊細なので、前アタリを見逃さずに誘いを掛けて、本あたりを導き出すのが釣果アップにつながります。