大王崎沖の鬼カサゴ釣り

深海釣りの入門とも言える、鬼カサゴ(オコゼ)釣りに挑戦!
中深海釣りやライト深海釣りとも呼ばれる釣りで、水深100メートルから200メートルのポイントを天秤仕掛けを使います。
エサはサバの切り身、スルメイカの切り身、カツオの切り身で狙います。
仕掛けの長さは1.5メートルから2メートルで、2本〜3本針を使い、天秤が海底についたら、50センチ〜1メートルほど天秤を海底から上げて、鬼カサゴのアタリを待ちます。
どう猛そうに見える鬼カサゴですが、餌を捕食する時は以外と神経質で警戒心の強い魚で、餌を確認するような食べ方をします。
モゾモゾした前アタリが竿先に出た時に、ゆっくりとラインを1メートルから2メートル巻いて、餌を動かして、餌が逃げるような演出をし、竿先を叩く本アタリを導き出して、針に乗せるようにします。

そんな、鬼カサゴと駆け引きを楽しみたくて6月28日に鳥羽石鏡港から出船する利久丸(090-2571-0807)で大王崎沖へ向かいました。
水深140メートル前後のポイントで、鬼カサゴとの駆け引きを楽しみ、途中えさきち鳥羽本店(0599-26-3305)に立ち寄り、カツオのハラモやサバの切り身を購入してから、石鏡港を6時に出航し、大王崎のポイントに入り釣りを始めました。

ポイントの水深は、130メートルで天秤が海底に着いてから、50センチほどあげて根掛りを避けるようにして、鬼カサゴからのアタリを待ちます。
待っていると竿先に小さな前アタリが表われ、ゆっくりとラインを1メートルほで巻き、誘いをかけてみると、餌を追いかけて来たようで、竿先を叩く大きなアタリに変わった所で、リールを一気に巻いて合わせを入れ、上げてくるろ35センチのレギュラーサイズの鬼カサゴが上がってきました。
横を見ると、釣友の竿が曲がり、鬼カサゴは水圧の変化に強いので、途中何度も竿先を叩く抵抗を見せながら、私より一回り大きな、45センチの鬼カサゴが水面に顔を見せる
鬼カサゴの他にも、30センチから50センチのガシラが顔を見せたりして、鬼カサゴ以外にも、食べても美味しい魚が交ざり、クーラーの中は、赤色で染まり大漁です。
さすがに潮流が止まると、鬼カサゴの食いは悪くなるので、潮止まりの間は水深90メートル前後の魚礁回りを攻めて、ガシラを中心に沖メバルなどを釣り、潮が動き出すと鬼カサゴを狙うパターンで船長がポイントを回ってくれ、ライト深海釣りが楽しめました。


石鏡港 利久丸
電話 0596(36)3046
 携帯 090(2571)0807
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